SNMPをみる
今回はネットワークがらみの話
ネットワークの状況監視に用いるプロトコルにSNMPというものがあります。
SNMP(Simple Network Management Protocol)
ネットワーク機器の監視、制御を行うプロトコル。ポート番号は161,162を用いる。
このSNMPをMacで確認する時は特に準備は必要ない(訳ではない)のですがwindowsで確認する時は色々と作業が必要なのでそのメモを
windowsでコマンドプロンプト上でSNMPwalkをやるのに必要だった作業
- NET-SNMPの入手
- confの設定
- サービスの起動
- 実行
1.NET-SNMPの入手
https://sourceforge.net/projects/net-snmp/files/net-snmp%20binaries/5.5-binaries/ から使用するOSにあったものをダウンロード
そしてインストーラを起動して流れに沿ってインストールを行います。
2.confの設定
まずはインストールしたものが正常に動くか動作の確認を行うためにlocalhostでの調査を行うための設定を行います。ベースになるものはヘルプ内でsnmpd.confと検索するとEXAMPLE.win32というものが出てきます。
そこの本文がそのまま全てconfのベースになる文書になっています。それをコピーしてエディタに貼り付けます。
その中でホストに関わる情報を記述する部分を見つけてきて編集します。
L76:#sec.name source community
の下の2行に編集を行います。
今回はローカルでの動作確認を行うことを想定した設定を行いました。
L77:com2sec local localhost public
L78:com2sec mynetwork 0.0.0.0/0 public
書き換えたものを c/usr/etc/snmp/にsnmpd.confとして保存します。
以上でconfの設定は終了です。
3.サービスを起動
サービスを起動します。
スタート>プログラム>Net-SNMP>Service>Register Agent Serviceを管理者として実行
サービスを開始します
コントロールパネル>管理ツール>サービスを開く
サービス内にあるNet-SNMP Agentを起動
4.実行
コマンドプロンプトを起動してc:/usr/bin/に移動する
移動した先でsnmpwalk -v 1 -c public loaclhostを実行するとlocalhost上で実行した時の結果を確認することができます。
参考文献